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2時間で8か月、またはシベリアの流刑者たち

Venueサン・カルロ劇場 ナポリ
Calendar土 17 4月 2027 - 金 23 4月 2027
あらすじ / 詳細

あらすじ

第1幕

シベリア、サイミカ

不当に追放されたスタニスラオ・ポトスキ伯爵と妻のフェドーラ伯爵夫人、そして娘のエリザベッタは、修道院に隣接する粗末な住まいで暮らしている。エリザベッタは、皇帝から恩赦を勝ち取るため、モスクワまでの困難な道のりを徒歩で旅することを決意する。

第2幕

カマ川のほとり

当初はエリザベッタを脅かしていたタタール人の集団だったが、彼女の純粋さと徳の高さに心を打たれ、彼女と親しくなる。彼女はそこで、かつて両親を追放に追いやった張本人であり、現在は川の渡し守として働くイヴァノとも出会う。川が氾濫した際、エリザベッタはイヴァノの亡き娘の木製の棺を筏(いかだ)にして難を逃れる。

第3幕

クレムリンの広間

ポトスキ一家の追放に一役買った総司令官が、エリザベッタを陥れようと画策する。しかし、彼女はついに皇帝に謁見を果たす。皇帝はすでに、使者ミケーレ(エリザベッタの友人であり、彼女の乳母の息子)から、一家の追放がいかに不当なものであったかを記した手紙を受け取っていた。皇帝は一家全員に恩赦を与え、彼らはモスクワで再会を果たす。

  • サン・カルロ劇場はどこにありますか?
    • サン・カルロ劇場は、イタリア・ナポリの中心部、Via San Carlo 98, 80132 Naplesにあります。プレビシート広場の隣に位置し、王宮やガッレリア・ウンベルト1世にも近い場所にあります。
  • コンサートのどのくらい前に到着すればよいですか?
    • 開演予定時刻の少なくとも30分前に到着することをおすすめします。入場口まで移動し、チケットの確認を受け、座席を見つけるための十分な時間を確保できます。
  • どのような服装が適していますか?
    • 正式なイブニングドレスなどのフォーマルな服装は必要ありません。スマートカジュアルまたはエレガントな服装がおすすめです。劇場にふさわしい、快適で整った服装が適しています。
  • 遅れて到着した場合、客席に入ることはできますか?
    • 公演開始後は、客席への入場が認められない場合があります。遅れて到着した場合は、劇場の規則や公演内容に応じて、最初に設けられた休憩時間に入場できる場合があります。
  • 大きなバッグやリュックを持ち込めますか?
    • 大きなバッグやリュックは客席内に持ち込まないでください。利用可能な場合は、劇場指定のクロークまたは荷物預かりエリアにお預けください。
  • 客席に食べ物や飲み物を持ち込めますか?
    • いいえ。公演中および休憩中、客席内への食べ物や飲み物の持ち込みは禁止されています。
キャスト

上演時間:約2時間40分(休憩あり)

3部構成のロマンティック・メロドラマ
音楽 | ガエターノ・ドニゼッティ
台本 | ドメニコ・ジラルドーニ

指揮 | ファビオ・マストランジェロ
演出 | マリアーノ・バウドゥイン
美術 | ダリオ・ジェッサーティ
衣装 | ダニエラ・チャンチョ
照明 | ヌンツィオ・ペレッラ

出演者
皇帝 | アリハン・ゼインオッラ
大元帥 | アレクサンダー・ベズルコフ
スタニスラオ・ポトスキ伯爵 | マッテオ・ファルチエル
フェドーラ伯爵夫人 | ホセ・マリア・ロ・モナコ
エリザベート | エレオノーラ・ベロッチ
マリア | ローズ・ボーヴェ
ミケーレ | フランチェスコ・アウリエンマ
イヴァノ | フランチェスコ・レオーネ
アルテルカン | ニコロ・ドニーニ

サン・カルロ劇場管弦楽団・合唱団
合唱指揮 | ファブリツィオ・カッシ

サン・カルロ劇場による新制作

会場
サン・カルロ劇場 ナポリ

 

 

サン・カルロ劇場はイタリア・ナポリにある歌劇場で、劇場としてはヨーロッパで現役最古のものである。資金不足のため1874年-1875年のシーズンが中止された以外、定期公演が中止されたことがない点でも特筆される。

サン・カルロ劇場は、ナポリに劇場があることを望んだブルボン朝ナポリ王国の初代王カルロ によって建造された。開場は1737年11月4日、演目はピエトロ・メタスタージオ台本、ドメニコ・サッロ音楽のオペラAchille in Sciroであった。この時サッロはオーケストラの指揮も行い、幕間にはグロッサテスタの2つのバレエも演じられた。この劇場はその建築、金装飾、および豪華壮麗な青色(ブルボン家の色であった)の布張装飾で有名となった。

1816年2月12日、サン・カルロ劇場は火事により焼失するが、両シチリア王フェルディナンド1世の命により僅か10か月にして再建される。現在の建築はこの再建建築と基本的には同一であり、変化はヴェルディの提案したオーケストラ・ピットの設置(1872年)、電気照明の導入および中央シャンデリアの撤廃(1890年)、入口ロビー並びに楽屋棟の建築、に限られている。

1817年1月12日、再建された劇場はマイールの「パルテーノペの夢」(Il sogno di Partenope)で再オープンする。スタンダールはこの公演の2夜目を聴いており「ヨーロッパのどこにも、この劇場に比べ得るどころか、この劇場の素晴らしさの足許に及ぶところも存在しない。ここは人の目を眩惑し、ここは人の魂を狂喜させる」と書き記している。

1815年から1822年まで、ロッシーニはこのサン・カルロ劇場を含めたナポリ王国全ての王立オペラ劇場の劇場付作曲家・兼音楽監督であり、「オテロ」「湖上の美人」を含む9つのオペラがこの時期書かれた。

ジュゼッペ・ヴェルディもまたこの劇場と縁深い一人である。必ずしも彼の傑作とは言いがたいが、「アルツィラ」および「ルイザ・ミラー」はサン・カルロ劇場のために書かれた作品である。「仮面舞踏会」も本来はこの劇場のためのオペラだったが、スウェーデン国王が暗殺されるという筋書自体が王国であるナポリでは検閲で不許可とされ、舞台をアメリカ・ボストンに、初演地もローマに変更しての公演となった。

20世紀に入って、サン・カルロは革新的な支配人アウグスト・ラグーナを迎える。彼は1920年からの10シーズンをすべてワーグナー作品で開幕するという、当時のイタリアでは異例のプログラムを組み、またリッカルド・ザンドナーイ作曲、ガブリエーレ・ダンヌンツィオ脚本のオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」などの新作オペラの初演にも熱心だった。

第二次世界大戦で大きな損害がなかったことも幸いして、サン・カルロ劇場は戦後いち早くイギリスへの引越公演(1946年)を行うなど、オペラ劇場としての機能を回復した。その革新的伝統は戦後も継続し、たとえばアルバン・ベルクの「ヴォツェック」のイタリア初演(1949年、カール・ベーム指揮)などが行われている。

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