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ルイザ・ミラー

Venueサン・カルロ劇場 ナポリ
Calendar水 02 12月 2026 - 木 10 12月 2026
あらすじ / 詳細

あらすじ

 

第1幕

「愛」

第1場 ミラーの家の外

ルイザは村人たちに誕生日を祝ってもらっていたが、恋人であるカルロが来ていなかったので気持ちが浮かなかった。ルイザの父・ミラーはカルロの素性がわからなくて心配であった。そこへカルロが現れルイザは喜んだ。

皆が教会へ行った後、ヴァルター伯爵の秘書官であるヴルムがミラーを呼び止め、以前に約束したルイザとの結婚を守るよう迫る。ミラーはそれは娘の自由と言うが、ヴルムからカルロが実は新しい領主の息子のロドルフォであることを知らされ、やはり心配していたとおりであったと驚く。

 

第2場 ヴァルター伯爵の大広間

ヴルムはヴァルター伯爵に、息子のロドルフォが村娘と恋におちていると告げ口をする。伯爵は息子のために富や権力を手にしてきたと嘆き、家に帰ってきたロドルフォにオストハイム公爵未亡人のフェデリカと結婚するよう命じる。

ロドルフォがフェデリカと二人きりになったときに、ロドルフォは他に恋人がいることをフェデリカに告げた。フェデリカは激しい嫉妬と屈辱の思いを抱いて立ち去る。

 

第3場 ミラーの家の部屋

ミラーは、ルイザにカルロは伯爵の息子・ロドルフォであり、しかも今日、花嫁を迎えるということを告げる。そこへロドルフォが現れ、ルイザに変わらぬ愛を打ち明ける。

さらにその後、ヴァルター伯爵が訪れ、財産目当てで息子を誘惑するなとミラー親娘になじり、兵士に二人を連行するよう命じる。しかし、息子のロドルフォに、伯爵になるまでの悪業を暴くと脅され、逮捕を諦める。

 

第2幕

「陰謀」

第1場 ミラーの別棟の一室

城に捕らわれている哀れなミラーの様子を村人たちがルイザに話す。そこへヴルムが訪れ、もしルイザが本当に愛していたのはヴルムで、ロドルフォを愛したのは財産目当てであったという手紙を書くのであれば父・ミラーは許されると告げる。

悩んだすえルイザは、ヴルムの言うとおりに手紙を書く。ヴルムはこの手紙は自発的に書いたもので、また、城内で同様の証言をするよう約束する。

 

第2場 ヴァルター伯爵の城の一室

ヴァルター伯爵とヴルムは、先代を暗殺して伯爵になったという事実をロドルフォが感ずいているのではないかと恐る。またフェデリカは、彼女の前でルイザがヴルムを愛していると告白するので喜ぶ。

 

第3場 城の庭園

ルイザがヴルムに宛てて書いた手紙を農夫がロドルフォに持ってくる。ロドルフォは裏切られたと激しく怒り、ヴルムにピストルで決闘を挑む。それに驚いたヴルムは空に向けてピストルを発射しただけで逃げ去る。駆け付けたヴァルター伯爵にロドルフォは、フェデリカと結婚すると告げる。

 

第3幕

「毒薬」 ミラーの別棟の一室

ミラーが釈放され、家に戻ってきたので、ルイザを慰めていた村娘たちは家路につく。そのとき、ミラーはルイザが自殺を考えていることを悟る。

部屋でルイザがひとりで祈っているときに、ロドルフォが忍び込んで、水差しに毒を入れる。ロドルフォは毒入りの水差しを飲んで、さらにそれをルイザにも飲ませる。死を覚悟したルイザは、ロドルフォに今までの経緯をすべて告白する。ロドルフォは早まったことをしたと後悔する。物音に気づいたミラーが部屋にやってくるがルイザは息絶える。

さらにヴァルター伯爵がヴルムを従えて駆けつける。ロドルフォは最後の力を振り絞ってヴルムを刺し殺し、ヴァルター伯爵に「あなたの罪だ」と言って倒れ込む。

  • サン・カルロ劇場はどこにありますか?
    • サン・カルロ劇場は、イタリア・ナポリの中心部、Via San Carlo 98, 80132 Naplesにあります。プレビシート広場の隣に位置し、王宮やガッレリア・ウンベルト1世にも近い場所にあります。
  • コンサートのどのくらい前に到着すればよいですか?
    • 開演予定時刻の少なくとも30分前に到着することをおすすめします。入場口まで移動し、チケットの確認を受け、座席を見つけるための十分な時間を確保できます。
  • どのような服装が適していますか?
    • 正式なイブニングドレスなどのフォーマルな服装は必要ありません。スマートカジュアルまたはエレガントな服装がおすすめです。劇場にふさわしい、快適で整った服装が適しています。
  • 遅れて到着した場合、客席に入ることはできますか?
    • 公演開始後は、客席への入場が認められない場合があります。遅れて到着した場合は、劇場の規則や公演内容に応じて、最初に設けられた休憩時間に入場できる場合があります。
  • 大きなバッグやリュックを持ち込めますか?
    • 大きなバッグやリュックは客席内に持ち込まないでください。利用可能な場合は、劇場指定のクロークまたは荷物預かりエリアにお預けください。
  • 客席に食べ物や飲み物を持ち込めますか?
    • いいえ。公演中および休憩中、客席内への食べ物や飲み物の持ち込みは禁止されています。
キャスト

3幕からなる悲劇的メロドラマ
音楽:ジュゼッペ・ヴェルディ
台本:サルヴァドーレ・カンマラーノ

 

指揮 | ダニエル・オーレン
演出 | ダヴィデ・リヴァーモア
舞台美術 | エレオノラ・ペロネッティ、パオロ・ジェプ・クッコ
衣装 | ジュージ・ジュスティーノ
照明 | ニコラ・ボヴェ
映像 | D-Wok

 

出演者
ルイザ | マリアンジェラ・シチリア / マルタ・トルビドーニ*
ロドルフォ | ピョートル・ベチャワ / シュテファン・ポップ*
ミラー | イゴール・ゴロヴァテンコ / フランコ・ヴァッサッロ*
ヴァルター伯爵 | ミケーレ・ペルトゥージ / ガブリエーレ・サゴーナ*
フェデリカ | マルティーナ・ベッリ
ヴルム | マルコ・ミミツァ

サン・カルロ劇場管弦楽団・合唱団
合唱指揮 | ファブリツィオ・カッシ

サン・カルロ劇場による新制作プロダクション

会場
サン・カルロ劇場 ナポリ

 

 

サン・カルロ劇場はイタリア・ナポリにある歌劇場で、劇場としてはヨーロッパで現役最古のものである。資金不足のため1874年-1875年のシーズンが中止された以外、定期公演が中止されたことがない点でも特筆される。

サン・カルロ劇場は、ナポリに劇場があることを望んだブルボン朝ナポリ王国の初代王カルロ によって建造された。開場は1737年11月4日、演目はピエトロ・メタスタージオ台本、ドメニコ・サッロ音楽のオペラAchille in Sciroであった。この時サッロはオーケストラの指揮も行い、幕間にはグロッサテスタの2つのバレエも演じられた。この劇場はその建築、金装飾、および豪華壮麗な青色(ブルボン家の色であった)の布張装飾で有名となった。

1816年2月12日、サン・カルロ劇場は火事により焼失するが、両シチリア王フェルディナンド1世の命により僅か10か月にして再建される。現在の建築はこの再建建築と基本的には同一であり、変化はヴェルディの提案したオーケストラ・ピットの設置(1872年)、電気照明の導入および中央シャンデリアの撤廃(1890年)、入口ロビー並びに楽屋棟の建築、に限られている。

1817年1月12日、再建された劇場はマイールの「パルテーノペの夢」(Il sogno di Partenope)で再オープンする。スタンダールはこの公演の2夜目を聴いており「ヨーロッパのどこにも、この劇場に比べ得るどころか、この劇場の素晴らしさの足許に及ぶところも存在しない。ここは人の目を眩惑し、ここは人の魂を狂喜させる」と書き記している。

1815年から1822年まで、ロッシーニはこのサン・カルロ劇場を含めたナポリ王国全ての王立オペラ劇場の劇場付作曲家・兼音楽監督であり、「オテロ」「湖上の美人」を含む9つのオペラがこの時期書かれた。

ジュゼッペ・ヴェルディもまたこの劇場と縁深い一人である。必ずしも彼の傑作とは言いがたいが、「アルツィラ」および「ルイザ・ミラー」はサン・カルロ劇場のために書かれた作品である。「仮面舞踏会」も本来はこの劇場のためのオペラだったが、スウェーデン国王が暗殺されるという筋書自体が王国であるナポリでは検閲で不許可とされ、舞台をアメリカ・ボストンに、初演地もローマに変更しての公演となった。

20世紀に入って、サン・カルロは革新的な支配人アウグスト・ラグーナを迎える。彼は1920年からの10シーズンをすべてワーグナー作品で開幕するという、当時のイタリアでは異例のプログラムを組み、またリッカルド・ザンドナーイ作曲、ガブリエーレ・ダンヌンツィオ脚本のオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」などの新作オペラの初演にも熱心だった。

第二次世界大戦で大きな損害がなかったことも幸いして、サン・カルロ劇場は戦後いち早くイギリスへの引越公演(1946年)を行うなど、オペラ劇場としての機能を回復した。その革新的伝統は戦後も継続し、たとえばアルバン・ベルクの「ヴォツェック」のイタリア初演(1949年、カール・ベーム指揮)などが行われている。

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