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くるみ割り人形

Venueサン・カルロ劇場 ナポリ
Calendar火 22 12月 2026 - 火 05 1月 2027
あらすじ / 詳細

 

二幕三場のバレエ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
マリウス・プティパによるアレクサンドル・デュマ・ペール版のアダプテーションに基づく、E.T.A.ホフマンの物語『くるみ割り人形とねずみの王様』

 

あらすじ

演出によって物語の展開に相違があるが、あらすじは概ね次のような内容である

 

第1幕第1場

主人公クララのいるシュタールバウム家では、友人たちを招いてクリスマス・イヴのパーティーが開かれている。招待客の中には、クララの名付け親のドロッセルマイヤーもいる。ドロッセルマイヤーは、子供たちに手品や人形芝居を見せて驚かせた後、不格好なくるみ割り人形を取り出す。クララはなぜかその人形が気に入り、ドロッセルマイヤーに頼んでプレゼントしてもらう。クララの弟(兄)のフリッツが人形を横取りして壊してしまうが、ドロッセルマイヤーが修理する。やがてパーティーは終わりとなり、客たちは家路につく。

 

真夜中、くるみ割り人形のことが気になったクララは、人形が置かれている大広間のクリスマスツリーの元へと降りていく。その時、時計が12時を打ち、クララの体がみるみる縮んでいく(舞台ではクリスマスツリーが大きくなることで表現される)。そこへねずみの大群が押し寄せ、くるみ割り人形の指揮する兵隊人形たちと戦争を始める。戦いはくるみ割り人形とねずみの王様の一騎討ちとなり、くるみ割り人形は窮地に陥るが、クララがとっさに投げつけたスリッパがねずみの王様に命中する。その隙にくるみ割り人形はねずみの王様を倒し、ねずみ軍は退散する。クララは倒れたくるみ割り人形を心配するが、起き上がったくるみ割り人形は、凛々しい王子の姿に変わっていた。

 

第1幕第2場

くるみ割り人形は自分を救ってくれたクララに感謝し、その礼にお菓子の国へと招待する。2人は雪が舞う森を抜けて、お菓子の国へと向かう。

 

第2幕

お菓子の国に到着した2人は、女王である金平糖の精に迎えられる。クララを歓迎するため、チョコレート、コーヒー、お茶、キャンディなどのお菓子の精たちが次々と踊りを繰り広げ、最後は金平糖の精と王子がグラン・パ・ド・ドゥを披露する[注釈 8]。しかし、楽しい夢はやがて終わりを迎える。朝が訪れ、自分の家で目を覚ましたクララは、傍らのくるみ割り人形を優しく抱きしめる。

  • サン・カルロ劇場はどこにありますか?
    • サン・カルロ劇場は、イタリア・ナポリの中心部、Via San Carlo 98, 80132 Naplesにあります。プレビシート広場の隣に位置し、王宮やガッレリア・ウンベルト1世にも近い場所にあります。
  • コンサートのどのくらい前に到着すればよいですか?
    • 開演予定時刻の少なくとも30分前に到着することをおすすめします。入場口まで移動し、チケットの確認を受け、座席を見つけるための十分な時間を確保できます。
  • どのような服装が適していますか?
    • 正式なイブニングドレスなどのフォーマルな服装は必要ありません。スマートカジュアルまたはエレガントな服装がおすすめです。劇場にふさわしい、快適で整った服装が適しています。
  • 遅れて到着した場合、客席に入ることはできますか?
    • 公演開始後は、客席への入場が認められない場合があります。遅れて到着した場合は、劇場の規則や公演内容に応じて、最初に設けられた休憩時間に入場できる場合があります。
  • 大きなバッグやリュックを持ち込めますか?
    • 大きなバッグやリュックは客席内に持ち込まないでください。利用可能な場合は、劇場指定のクロークまたは荷物預かりエリアにお預けください。
  • 客席に食べ物や飲み物を持ち込めますか?
    • いいえ。公演中および休憩中、客席内への食べ物や飲み物の持ち込みは禁止されています。
キャスト

2幕3場のバレエ
音楽:ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー

振付 | シモーネ・ヴァラストロ
指揮 | アンドリー・ユルケヴィチ / マウリツィオ・アゴスティーニ
舞台美術 | ニコラ・ルベルテッリ
衣装 | ジュージ・ジュスティーノ
照明 | ヴァレリオ・ティベリ、ヴァージニオ・レヴリオによる再演
映像 | アレッサンドロ・パーパ

サン・カルロ劇場管弦楽団、エトワール、ソリスト、バレエ団
サン・カルロ劇場バレエ学校および児童合唱団「白い声」の出演
バレエおよびバレエ学校ディレクター | レナート・ザネッラ
児童合唱団「白い声」指揮 | ステファニア・リナルディ

サン・カルロ劇場制作

会場
サン・カルロ劇場 ナポリ

 

 

サン・カルロ劇場はイタリア・ナポリにある歌劇場で、劇場としてはヨーロッパで現役最古のものである。資金不足のため1874年-1875年のシーズンが中止された以外、定期公演が中止されたことがない点でも特筆される。

サン・カルロ劇場は、ナポリに劇場があることを望んだブルボン朝ナポリ王国の初代王カルロ によって建造された。開場は1737年11月4日、演目はピエトロ・メタスタージオ台本、ドメニコ・サッロ音楽のオペラAchille in Sciroであった。この時サッロはオーケストラの指揮も行い、幕間にはグロッサテスタの2つのバレエも演じられた。この劇場はその建築、金装飾、および豪華壮麗な青色(ブルボン家の色であった)の布張装飾で有名となった。

1816年2月12日、サン・カルロ劇場は火事により焼失するが、両シチリア王フェルディナンド1世の命により僅か10か月にして再建される。現在の建築はこの再建建築と基本的には同一であり、変化はヴェルディの提案したオーケストラ・ピットの設置(1872年)、電気照明の導入および中央シャンデリアの撤廃(1890年)、入口ロビー並びに楽屋棟の建築、に限られている。

1817年1月12日、再建された劇場はマイールの「パルテーノペの夢」(Il sogno di Partenope)で再オープンする。スタンダールはこの公演の2夜目を聴いており「ヨーロッパのどこにも、この劇場に比べ得るどころか、この劇場の素晴らしさの足許に及ぶところも存在しない。ここは人の目を眩惑し、ここは人の魂を狂喜させる」と書き記している。

1815年から1822年まで、ロッシーニはこのサン・カルロ劇場を含めたナポリ王国全ての王立オペラ劇場の劇場付作曲家・兼音楽監督であり、「オテロ」「湖上の美人」を含む9つのオペラがこの時期書かれた。

ジュゼッペ・ヴェルディもまたこの劇場と縁深い一人である。必ずしも彼の傑作とは言いがたいが、「アルツィラ」および「ルイザ・ミラー」はサン・カルロ劇場のために書かれた作品である。「仮面舞踏会」も本来はこの劇場のためのオペラだったが、スウェーデン国王が暗殺されるという筋書自体が王国であるナポリでは検閲で不許可とされ、舞台をアメリカ・ボストンに、初演地もローマに変更しての公演となった。

20世紀に入って、サン・カルロは革新的な支配人アウグスト・ラグーナを迎える。彼は1920年からの10シーズンをすべてワーグナー作品で開幕するという、当時のイタリアでは異例のプログラムを組み、またリッカルド・ザンドナーイ作曲、ガブリエーレ・ダンヌンツィオ脚本のオペラ「フランチェスカ・ダ・リミニ」などの新作オペラの初演にも熱心だった。

第二次世界大戦で大きな損害がなかったことも幸いして、サン・カルロ劇場は戦後いち早くイギリスへの引越公演(1946年)を行うなど、オペラ劇場としての機能を回復した。その革新的伝統は戦後も継続し、たとえばアルバン・ベルクの「ヴォツェック」のイタリア初演(1949年、カール・ベーム指揮)などが行われている。

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