ロミオとジュリエット バレエ

ロミオとジュリエット – BALLETTO DI MILANO | ダンス

全2幕のバレエ
音楽：ピョートル・イリイチ・チャイコフスキー
ウィリアム・シェイクスピアの悲劇に自由に着想を得た作品
振付：フェデリコ・ヴェラッティ
主催：アンティコ・テアトロ・パリアーノ

上演時間：約1時間40分（休憩含む）

イタリアン・ダンスの大使として世界中でその卓越した公演を披露するバレッティ・ディ・ミラノは、文化遺産・活動省の支援を受け、名門劇場と協力しています。最大のラブストーリーの舞台化はシェイクスピアの悲劇に忠実です。黄金と銀の交響曲が舞台を支配し、二つの敵対する家族を象徴する色の華麗な衣装や、マルコ・ペスタの舞台美術が光ります。カプレット家の眩しい黄金は、若き恋人たちが初めて出会う舞踏会で輝き、ジュリエットの邸宅の下で再会します。振付では、群舞でのステップの豊かさが際立ち、パ・ド・ドゥでは個人の美学の探求が強調され、古典的技巧が現代的表現と調和し、さまざまなダイナミクスとアプローチを可能にする技術の習熟が示されます。シェイクスピアの有名な悲劇をバレエ化したこの作品は、死を超えても生きる愛を讃えます。運命は二人を引き裂こうとしますが、結末は悲劇的に知られていても、愛は勝利します。若い二人は、敵対する二家を象徴する光の中を手を取り合って駆け抜けます。

カプレット家とモンテッキ家の当主、古くからの敵対による激しい対立を抱えるヴェローナの貴族たちは、ロミオ・モンテッキと友人のマーキュシオ、ベンヴォーリオが到着すると対峙します。ジュリエットのいとこでカプレット家の後継者ティボルトも広場に現れ、また争いが勃発します。カプレット家では翌日の仮面舞踏会の準備が進められています。ジュリエットは乳母と共に、友人たちと母に迎えられて準備を行います。ロミオはマーキュシオとベンヴォーリオと共に、カプレット家の仮面舞踏会に忍び込み、舞踏会でジュリエットと出会います。二人は一目で恋に落ちますが、互いの正体を知ります。ジュリエットは父の計らいで知らぬ間に結婚を約束されたパリス伯爵に紹介されます。舞踏会の後、ロミオはジュリエットに会うためカプレット家の邸宅に戻り、二人は家族の対立にもかかわらず永遠の愛を誓い、早々に結婚することを決意します。広場ではティボルトとモンテッキ家の若者たちの喧嘩が起こり、ロミオはジュリエットの乳母の協力で彼女からの結婚の招待を受けます。二人は家族に内緒でロレンツォ神父の助けを得て結婚します。

プログラムとキャスト