ニーベルングの指輪-ワルキューレ

チケットを購入する
MAY 2026

 

第一日
三日間と前夜の舞台祝祭劇
初演:1870年6月26日、ミュンヘン
ベルリン・ドイツ・オーパー初演:2020年9月27日
ドイツ語上演(ドイツ語・英語字幕付き)
上演時間:4時間45分/休憩2回
プレレクチャー(ドイツ語):各公演の45分前に実施

16歳以上推奨

 

公演について
《ラインの黄金》の終わりに神々の覇権が頂点に達し、神々がヴァルハラ城に鎮座している中、《ワルキューレ》では問題が生じ始めています。人間は権力に取り憑かれ、不信と物質主義が支配し、神々は自らの存在理由を問い直すことなく古い掟を押し付けることばかり考えています。兄妹のジークムントとジークリンデは、彼らの特別な愛が社会に受け入れられないため、死刑を宣告されます。ワルキューレのブリュンヒルデは彼らに魅了され、父ヴォータンの判決に逆らい、二人を守ることを敢えて決断します。《ワルキューレ》でワーグナーは自分の立場を明確に示します。ジークムントとジークリンデの大きな愛のシーンでは、原初的な愛の力がすべての社会的慣習を凌駕し、またブリュンヒルデの人物像の進化は、直感的な共感から非人間性や不正義への抗議としての意図的な行動へと変化します。

 

プログラムとキャスト

指揮者:サー・ドナルド・ラニクルズ
演出、舞台美術:ステファン・ヘルハイム
舞台美術:シルケ・バウアー
衣裳デザイン:ウタ・ハイゼケ
照明デザイン:ウルリッヒ・ニーペル
映像:ウィリアム・デューク
映像:ダン・トレンチャード
ドラマトゥルク:アレクサンダー・マイヤー=デュルツェンバッハ
ドラマトゥルク:ヨルグ・ケーニヒスドルフ
ジークムント:マシュー・ニューリン
フンディング:トビアス・ケーラー
ヴォータン:トーマス・ヨハネス・マイヤー
ジークリンデ:エリザベス・タイゲ
フリッカ:アニカ・シュリヒト
ブリュンヒルデ:トリーネ・モラー
ヘルムヴィーゲ:マルティナ・ヴェルシェンバッハ
ゲルヒルデ:フェリシア・ムーア
オルトリンデ:マリア・モトリギナ
ヴァルトラウテ:アレクサンドラ・メテレヴァ
ジークルーネ:アリアンナ・マンガネッロ
ロスヴァイセ:カリス・タッカー
グリムゲルデ:ステファニー・ウェイク=エドワーズ
シュヴェルトライテ:ローレン・デッカー
フンディングリング:エリック・ナウマン
オーケストラ:ベルリン・ドイツ・オペラ管弦楽団

フォトギャラリー
Bernd Uhlig
© Bernd Uhlig
Bernd Uhlig
© Bernd Uhlig
Bernd Uhlig
© Bernd Uhlig

ベルリン・ドイツ・オペラ

ベルリンドイツオペラはドイツ・ベルリンのシャルロッテンブルク地区にあるオペラハウスで、ドイツ国内ではではバイエルン国立歌劇場に次ぐ2番目に大きな歌劇場です。ベルリン国立バレエ団の本拠地。

このオペラハウスの歴史は、シャルロッテンブルク地区が 「プロイセンで最も豊かな街」として独立していた時代の「シャルロッテンブルク・ドイツ歌劇場」に遡ります。 1911年よりハインリッヒ・ゼーリンク(Heinrich Seeling)によって設計され、1912年11月7日に開館され、イグナッツ・ヴァルター指揮の下ベートーベン「フィデリオ」が上演されました。 1920年ベルリン行政区新設法により、大ベルリンが設置された際、劇場の名前は1925年に「ベルリン市立歌劇場」となります。

オペラ座がナチス政権のコントロール下にあった1933年その名称は「ベルリン・ドイツ・オペラ」とされ、ベルリン州立歌劇場と覇を競い1935年に建物は座席数を減らして改築されますが1943年11月23日に爆撃を受け、破壊されてしまいます。

戦後、西ベルリンに新設され、1961年9月24日に現在の名称「ベルリン・ドイツ・オペラ」としてモーツァルトの「ドン・ジョバンニ」をもって開場されます。

座席数1900

類似したイベント