ダニエル・ハーディング＆ローマ・サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団

このコンサートは、聴衆にとってまさに祝祭となるにふさわしいすべての要素を備えています。ローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団は1908年に設立され、ヨーロッパでも屈指の交響楽団の一つとして知られています。指揮者は50歳の英国の名匠ダニエル・ハーディングで、2024年秋からこのオーケストラを率いており、その分野で最高の指揮者の一人とされています。キャリア初期にサイモン・ラトルとクラウディオ・アバドの励ましを受けたハーディングは、数多くのヨーロッパのオーケストラを指揮しながら、その卓越した才能を示してきました。ソリストはロシアのピアニスト、ダニール・トリフォノフ。2011年にモスクワで開催されたチャイコフスキー国際コンクールで優勝し、まだ34歳ながら、すでに20年にわたり世界の名だたるコンサートホールで観客を魅了しています。そしてプログラムは？ ブラームスの変ロ長調ピアノ協奏曲とドヴォルザークの交響曲第7番という、ロマン派のレパートリーの中でも特に美しい二つの名作が演奏されます。

プログラムとキャスト

指揮：ダニエル・ハーディング
ピアノ：ダニール・トリフォノフ
サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団（ローマ）

プログラム
ブラームス：ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 作品83
ドヴォルザーク：交響曲第7番 ニ短調 作品70