クリスティアン・テツラフとアーンドラーシュ・ケッレル

バッハ／ベートーヴェン／ストラヴィンスキー // テツラフ／ケレル

このコンサートは、決して型にはまらないプログラムを約束するものだ。ドイツのヴァイオリニスト、クリスティアン・テツラフがアンドラーシュ・ケレルのアンサンブルに再び登場し、その卓越した演奏で観客を再び魅了する。今回は、あらゆる楽器の中でも最も敬愛される作品の一つ、ベートーヴェンの《ヴァイオリン協奏曲》を共に演奏する。この作品は、バッハによる二つの作品の現代的なオーケストラ編曲に挟まれる形で披露される。フーガの技法の《コントラプンクトゥス第19番》は、革新的で実験的な作曲家ルチアーノ・ベリオによって世紀の変わり目に新しい形を与えられた。晩年のイーゴリ・ストラヴィンスキーは、1969年に《平均律クラヴィーア曲集》の前奏曲とフーガをオーケストラ用に編曲した。最後に演奏されるのは、ロシアの作曲家による傑作《春の祭典》。彼の初期の創作時代を代表するこの作品は、指揮者とオーケストラ双方にとって極めて大きな試練となる。

プログラムとキャスト

指揮： アンドラーシュ・ケレル
ヴァイオリン： クリスティアン・テツラフ
コンチェルト・ブダペスト

プログラム
J. S. バッハ：《フーガの技法》より《コントラプンクトゥス第19番》（ルチアーノ・ベリオ編）
ベートーヴェン：ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品61
J. S. バッハ：《平均律クラヴィーア曲集》より 2つの前奏曲とフーガ（ストラヴィンスキー編）
ストラヴィンスキー：《春の祭典》