Nederlands Dans Theater, NDT2

Nederlands Dans Theater (NDT2) | ダンス
2026年1月28日 水曜日 – 20:30

1959年に設立された Nederlands Dans Theater (NDT) は、国際的に高く評価されている現代ダンスの主要カンパニーの一つである。研究、革新、新作創造に常に取り組み、ダンスだけでなく他分野の優れたアーティストとも協働し、多様な声と視点を作品に取り入れている。長年にわたり、同カンパニーは振付芸術の研究と発展の重要な拠点として確固たる地位を築き、現代を代表する振付家たちと協働し、あらゆる段階のダンサーや創作家の創造性を支えながら、最高水準のダンスをオランダおよび世界の観客へ届けてきた。NDT 2 は、優れた才能を持つ若いダンサーを国際舞台へと導き、世界的に著名な振付家との協働を通して成長する機会を提供するカンパニーである。

モデナで上演される公演では、三つの振付作品が一晩で披露される。Wir sagen uns Dunkles はマルコ・ゲッケによる作品で、2017年にハーグの Zuiderstrandtheater で初演された。振付は、Placebo のロック音楽によって生まれる感覚と、フランツ・シューベルトおよびアルフレート・シュニトケのクラシック作品が重ね合わされる中で展開する。Folkå は2021年にマルコス・モラウが創作した作品で、スペインの国家舞踊賞受賞者であり、ベルリン国立バレエのアソシエイト・アーティストでもある。過去に目を向けながら、あらゆる状況の中でも私たちがなお人生を祝う存在であることを思い起こさせる現代の儀式であり、現代の激しさの中に漂う神秘的な儀礼でもある。振付家は「これは生命への歌であり、捧げ物と祝祭の夜だ」と語る。FIT は肉体や適応、組み合わせを想起させる英語の語であり、2018年にアレクサンダー・エクマンが創作した振付作品である。エクマンは Cullberg Ballet、Compañía Nacional de Danza、ベルン・バレエ、Cedar Lake Contemporary Dance など、国際的に名高いカンパニーと協働してきたアーティストである。

プログラムとキャスト

Nederlands Dans Theatre (NDT2)

WIR SAGEN UNS DUNKLES
振付 マルコ・ゲッケ
音楽 フランツ・シューベルト、Placebo、アルフレート・シュニトケ
美術・衣装 マルコ・ゲッケ
照明 ウド・ハーバーラント

FOLKÅ
振付 マルコス・モラウ
音楽 フアン・クリストバル・サアベドラ、キム・サザーランド、デシスラヴァ・ステファノヴァ、キリル・トドロフ
演出 シャイ・パルトゥシュ
照明 トム・ヴィッサー
美術 マルコス・モラウ
衣装 シルヴィア・デラニョー

FIT（イタリア初演）
振付 アレクサンダー・エクマン
音楽 ニコラス・ジャール、The Dave Brubeck quartet、ダグ・キャロル、Wildcookie
照明 アレクサンダー・エクマン、リセッテ・ファン・デル・リンデン
美術・テキスト アレクサンダー・エクマン
衣装 アレクサンダー・エクマン、ヨランダ・クロンプストラ
協力アーティスト ジュリア・アイヒテン
ドラマトゥルギー カリーナ・ニルダレン