ボリス・ゴドゥノフ マリインスキーオペラ

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OCT 2020

ボリス・ゴドゥノフ Boris Godunov


作曲&台本:モデスト・ムソルグスキー

初演:1874年1月24日ペテルブルク・マリンスキー劇場

*リムスキー・コルサコフ改訂版*


あらすじ

時と場所:1598年~1605年。ロシアおよびポーランド


プロローグ

モスクワ近郊ノヴォテジェヴィチ修道院の裏庭に人々が集まって来ている。ボリスを新皇帝にと望む民衆の声。しばらくしてボリスが帝位に就いた知らせがある。人々の歓呼の中、ボリスはひとり呵責に苦しむかのような「わが魂は悲しむ」というモノローグを歌う。


第1幕

深夜、ロシアの歴史を書き綴ってきたピメンは、ボリスがドミトリーを暗殺した箇所で筆を休め、心のただならぬのを覚えてモノローグを歌う。グレゴリーが眼を覚まし今見たいやな夢について語る。ここでグレゴリーはピメンの口から、現皇帝ボリス・ゴドゥノフがいかにして帝位を奪ったかを知らされる。暗殺されたドミトリーが生きていればグレゴリーと同年だった。二人の破戒僧を道連れにリトアニアとの国境近くまで逃げ出したグレゴリー。突然宿に飛び込んできた役人に皇帝からの逮捕状を示されあやうく逃げる。


第2幕

婚約者を失って悲しむボリスの娘クセーニャ。乳母はこれを慰めて「蚊の歌」を歌う。クセーニャの弟フョードルも手拍子で愉快な歌で加わる。そこへボリスが登場して娘をいたわり地図を見ながらフョードルに「この広いロシア全土がやがてお前のものになる」と語る。そして「私は最高権力を握ったが」と歌い、自ら犯した罪に苦しむ。そこへシェイスキー公が杯ってきて死んだはずのドミトリーと名乗る男が現れポーランドの支援を得てリトアニアの国境に迫っていると知らせる。これを聞いて愕然とするボリス。彼は胸の苦しみにもだえつつドミトリーの幻影におびえながら神に許しを乞う。


第3幕

ポーランド貴族の娘マリーナは偽のドミトリーすなわちグレゴリーをペテン師と知って婚約し、ロシア皇帝妃となることを夢見る。そこへランゴーニが現れてマリーナに対しドミトリーをカトリックに改宗させよと迫る。偽ドミトリーはマリーナへの想いを歌い彼女を待っているとランゴーニが館から出てきて改宗を促す。二人の激しいやりとりののち偽ドミトリーは改宗する。


第4幕

民衆はモスクワに攻め上がってくるドミトリー皇子の噂とボリスへの不満ばかり。聖堂から出てきたボリスに白痴(苦行僧)が非難の言葉を投げつける。大広間で貴族達が反乱に対する会議を開いている。そこへシェイスキー公が入ってきてボリスが錯乱状態と告げる。しかしその言葉が終わらないうちにボリス自身が部屋に現れ、とりとめもないことを言う。彼は苦悩の中に息子フョードルを呼び「ボリスの別れ」を歌い死んでしまう。森の中で農民達がボリス配下の貴族をなぶり、皇帝ドミトリーを救いたまえと歌う「重唱と合唱」。ドミトリーになりすましたグレゴリーはここでわれこそ全ロシアの皇帝であると宣言し一同の歓呼の中にモスクワへ出発していく。(幕)

プログラムとキャスト

出演者


ボリス・ゴドゥノフ:ウラジーミル・ヴァネエフ
シュイスキー:イェフゲニー・アキモフ
ピメン ミハイル・キット
グリゴーリ:オレグ・ヴィデマン
マリーナ・ムニシェク:オルガ・ボロディナ
ランゴニ:エヴゲニー・ニキチン
シンプルトン:Tba
アンドレイ・シュチェルカロフ アレクセイ・マルコフ
ヴァーラーム:tba


クレジット


音楽:モデスト・ムソルグスキー
プーシキンの同名悲劇とカラムジンの悲劇『ロシア国家史』をもとに作曲された台本です。


音楽監督 ヴァレリー・ゲルギエフ
舞台監督 アンドレイ・タルコフスキー
(初演:ロイヤル・オペラハウス、コヴェント・ガーデン、1983年)
プロダクション・デザイナー ニコライ・ドヴィグブスキー
マリインスキー劇場での上演。スティーブン・ローレス&イリーナ・ブラウン(1990年
照明デザイナー ウラジミール・ルカセビッチ
リバイバル監督 イルキン・ガビトフ
ミュージカルの準備 イリーナ・ソボレヴァ
主席合唱団長 アンドレイ・ペトレンコ
児童合唱団マスター イリナ・ヤツェミルスカヤ

フォトギャラリー

マリインスキー劇場

マリインスキー劇場 (Маpиинский театp) は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるオペラとバレエ専用の劇場。ソビエト連邦時代(1924年 - 1991年)はキーロフ劇場と呼ばれていた。

 

ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクに建てられた皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設であった。

クラシック・バレエの名作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」は、ここで初演された。マリインスキー・バレエ、マリインスキー・オペラ、マリインスキー劇場管弦楽団が、ここを活動の本拠地としている。建造物は、サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。

 

都市の名称も変わったことから、多様な翻訳名や記述が存在する。(例:ペトログラードの帝室劇場等)

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