ファウスト マリインスキーオペラ

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OCT 2020

ファウスト Faust

 

作曲:シャルル・グノー

台本:ジュール・バルビレ&ミシェル・カレ(フランス語)

初演:1859年3月19日 パリ・リリック劇場

 

あらすじ

時と場所:16世紀頃のドイツ

 

第1幕

ファウスト博士の書斎。ファウスト博士は空しい人生に終わりを告げるため、毒を杯の中に入れて飲もうとしている。と、その時、外から楽しそうな乙女の合唱が聞こえてくる。ファウストが人生の快楽を呪っていると、突然悪魔メフィストフェレスが現れる。メフィストフェレスは「欲しいものは、金か名誉か」と聞くが、ファウストは「青春が欲しい」と答える。メフィストフェレスは「この世ではわしがお前に仕えるが、あの世ではおれに仕えろ」という契約を提案する。メフィストフェレスは魔法で美しいマルガレーテを見せ、その姿に心を奪われたファウストは、ついに魂を売る契約にサインする。メイフィストの指図で杯を飲んだファウストは一瞬で若者の姿に変わる。

 

第2幕

ドイツのある街。広場では学生が酒を讃える合唱を歌っている。そこへマルガレーテの兄ヴァレンティンが現れ、妹を一人残して出征する悩みを歌う。アリア「出征を前に」。ワーグナーが「ねずみの歌」を歌ったところで、メフィストフェレスが現れる。メフィストフェレスはこの世はすべて金が第一だと「金の仔牛の歌」を歌う。メフィストフェレスはワーグナーやジーベルの手相を見ながら不吉な事を言うので、彼が悪魔であることを知られてしまい、驚いた一同は去ってしまう。そこへファウストが現れマルガレーテに会わせて欲しいと頼む。街の人々がワルツをしながら現れ、その中にマルガレーテもいる。ファウストは彼女に一目惚れして愛を告白するが、相手にされない。

 

第3幕

マルガレーテの家の庭。村の若者ジーベルが恋するマルガレーテのところに現れ「花の歌」を歌う。そこへファウストが現れ彼女の幸福な暮らしぶりを見て感動し、「清き住み家」を歌う。メフィストフェレスは扉の外にそっと宝石箱を置く。マルガレーテは祭の日に声をかけられたファウストのことを忘れられず、糸を紡ぎながら「トゥーレの王」を歌う。ふと気がつくと扉の前には宝石箱が。マルガレーテは驚き、喜びにあふれ「宝石の歌」を、あこがれを込めて歌う。マルガレーテの友人のマルタは、その宝石をどこで手に入れたかと聞き、ファウストとメフィストフェレスも加わっての四重唱。ファウストの愛の告白を、なおかたくなに拒むマルガレーテだが、メフィストフェレスは「心配するな」と嘲笑する。

 

第4幕

マルガレーテの部屋。ファウストにもてあそばれ身ごもったマルガレーテは、今なおファウストを忘れられない。「紡ぎ車の歌」。そこへジーベルがやってきてファウストへの復讐をはかるが、マルガレーテはこれを拒む。マルガレーテは教会で祈りを捧げるが、メフィストフェレスはマルガレーテを脅かし、彼女は気絶してしまう。兵士の合唱。ヴァレンティンは軍隊から戻り、妹のマルガレーテが騙され未婚の母になったことを聞く。マルガレーテの家の窓辺でメフィストフェレスが「セレナーデ」を歌うと、ヴァレンティンが飛び出してきてファウストと決闘になる。ファウストはメフィストフェレスの魔法でヴァレンティンを倒す。今際の際のヴァレンティンは、マルガレーテに「死んでしまえ。呪われろ!」と激しい言葉を残し絶命する。

 

第5幕

ハルツの山。※ワルプルギスの夜。「鬼火の合唱」につづきファウストとメフィストフェレスが現れる。メフィストフェレスは「今日だけは饗宴を許そう。そのかわり明日からはおれの言うなりだ…」という。バレエの場面。自分の子供を殺してしまったマルガレーテは牢屋の中で死刑を待っている。ファウストは牢屋に現れ、変わり果てたマルガレーテの姿を見て後悔する。マルガレーテは再会を喜び、愛の日々を回想する。そこへメフィストフェレスが現れ「夜が明けると破滅だぞ」と三重唱を展開する。そのとき牢屋の壁が開いてマルガレーテの魂が昇天してゆく。祈るファウスト。メフィストフェレスは大天使ミカエルの剣によって倒される。マルガレーテの肉体は死んだが、魂は天使の合唱により救済された。(幕)

プログラムとキャスト

出演者


ファウスト:セルゲイ・セミシュクル
マーガレット:エカテリーナ・ゴンチャロワ
メフィストフェレス:ウラジミール・フェリアウアー
バレンティン:ガミドアブドゥロフ
ワーグナー:TBA
シーベル:TBA
マルト:TBA


クレジット


チャールズ・グノーによる音楽
ゲーテの名を冠した伝説と悲劇からのモチーフの後のジュール・バルビエとミシェル・カレによる台本


音楽監督:ヴァレリー・ゲルギエフ
監督兼セットデザイナー:イザベラ・バイウォーター
衣装デザイナー:イザベラ・バイウォーターとニッキー・ショー
照明デザイナー:ジェニファーシュライバー
ビデオデザイナー:ニーナダン、イアンウィリアムギャロウェイ、サルバドールアビラ
振付師:ドミトリー・ピモノフ
ムーブメントディレクター:ダンオニール
音楽準備:ナタリア・モルダショヴァ
首席コーラスマスター:アンドレイ・ペトレンコ
フランス語コーチ:Ksenia Klimenko

フォトギャラリー

マリインスキー劇場

マリインスキー劇場 (Маpиинский театp) は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるオペラとバレエ専用の劇場。ソビエト連邦時代(1924年 - 1991年)はキーロフ劇場と呼ばれていた。

 

ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクに建てられた皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設であった。

クラシック・バレエの名作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」は、ここで初演された。マリインスキー・バレエ、マリインスキー・オペラ、マリインスキー劇場管弦楽団が、ここを活動の本拠地としている。建造物は、サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。

 

都市の名称も変わったことから、多様な翻訳名や記述が存在する。(例:ペトログラードの帝室劇場等)

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