ザビーネ・マイヤーとアルミダ四重奏団

クラリネットが、かつてソロ楽器として過小評価されていたにもかかわらず、コンサートの舞台を取り戻せたのは彼女のおかげです。

クライルスハイム生まれのザビーネ・マイヤーは、シュトゥットガルトとハノーファーで学んだ後、最初はオーケストラの道を進み、バイエルン放送交響楽団のメンバーとなりました。その後ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団の首席クラリネット奏者として活動しましたが、国際的にフリーのソリストとしてますます求められるようになったため、すぐに辞任しました。

30年以上にわたり、彼女は世界中の主要な音楽都市で数えきれないほどのコンサートやラジオ・テレビ出演を行ってきました。専門分野の権威として、ザビーネ・マイヤーは300以上のオーケストラと共演し、比類なき呼吸感あふれる華やかな音色で知られています。

ベルリンも「クラリネットの女王」を定期的にゲスト出演で迎えてきました。そして、今、彼女の比類なきキャリアの最後を飾るお別れコンサートとして：

12月4日、ザビーネ・マイヤーは首都で最後の演奏を行い、アルミダ四重奏団と共演します。

プログラムとキャスト

ザビーネ・マイヤー & アルミダ四重奏団
「ザビーネ・マイヤーお別れコンサート」
ライナー・ヴェーレ、バセットホルン

モーツァルト：クラリネット、バセットホルン、弦楽トリオのための五重奏楽章 ヘ長調 KV 580b
シューマン：弦楽四重奏曲 イ長調 作品41/3
ブラームス：クラリネット五重奏曲 変ロ短調 作品115