イーゴリ公 マリインスキーオペラ

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SEP 2020 Next

イーゴリ公 Prince Igor

 

作曲&台本:アレクサンドル・ポルフィーリエヴィチ・ボロディン(ロシア語)

 

初演:1890年10月23日(新暦11月4日)サンクト・ペテルブルグ、マリンスキー劇場(ロシア)

 

あらすじ

序幕

プチーヴリ市内。イーゴリ公は、自分の土地であるルーシの町へのポロヴェツ人のコンチャークからの侵攻を防ぐため、妻ヤロスラーヴナの懇願と日食という悪い前兆を心配する人々の反対を押し切って遠征を始める。

 

第1幕

第1場

プチーヴリ市内のガーリチ公の館の中庭。イーゴリのいなくなったプチーヴリではガーリチ公の思うがままになっていた。ある時、若い女性の集団が公がさらった娘を返すように請願してきたのに対し、彼と彼の取り巻きは請願にきた彼女たちを怯えさせ、追い返す。

第2場

プチーヴリ市内のヤロスラーヴナの館の居室。若い女たちがガーリチ公の横暴をイーゴリの妻であるヤロスラーヴナに訴えている最中、ガーリチ公はやってきた。ヤロスラーヴナは彼にこの話が真実であるか聞くと、彼はこの街の支配者は自分であることを宣言し、ヤロスラーヴナは大いに苦悩をする。その最中に貴族たちから、イーゴリとヴラヂーミルが捕虜になり、ポロヴェツ軍の攻撃が差し迫っているという報告が届く。

 

第2幕

ポロヴェツ人の陣営。イーゴリは妻を心配しながらも、遠征を失敗させ、捕虜となった自分の不甲斐なさに怒りを覚え、再び自分の大切なものを守るため戦いたいと思う。そんな中、ポロヴェツ人でありながらキリスト教徒のオヴルールから脱走の提案を受けるも、武人としての意地から脱走への決意ができずにいた。その間に、イーゴリの息子であるヴラヂーミルはコンチャークの娘であるコンチャーコヴナと恋に落ちていた。 ヴラヂーミルは彼女の父が結婚に賛成してくれることを分かっていたが、ヴラヂーミルは自分の父が結婚に賛成してくれるか疑っていた。コンチャークはイーゴリを盛大にもてなし、イーゴリが再び戦いを行わないと約束をするならば、自由を与えると提案するが、イーゴリはその提案に謝意を示すも固く断った。

 

第3幕

ポロヴェツ人の陣営。イーゴリはルーシの街が攻撃されたことを知る。イーゴリは脱走しようとし、ヴラヂーミルに自分と一緒に逃亡しようと説得するが、コンチャーコヴナがヴラヂーミルを引き止める。 そのためにイーゴリは一人でポロヴェツ人の陣営から逃走する。コンチャークはイーゴリが脱走したことを知り、彼はヴラヂーミルを人質にしたまま自分の娘婿にする。

 

第4幕

プチーヴリ市内。ヤロスラーヴナは捕虜となった自分の夫と息子を未だに待ち続けていた。その中、2頭の馬が見え、こちらに向かってくる。それはイーゴリとオヴルールの2人だった。そしてついに、イーゴリとオヴルールは無事に人々に歓迎されてプチーヴリに戻ってきた。

プログラムとキャスト

出演


イゴール・スヴィャトスラヴィッチ:ローマン・ブルデンコ
ヤロスラヴナ:タチアナ・パブロフスカヤ
コンチャコフナ:オルガ・ボロディナ
ウラジミール・イゴレヴィッチ:エフゲニー・アキモフ
ガリツキー王子:ウラジミール・ヴァネイェフ
カーン・コンチャク:セルゲイ・アレクサシキン


クレジット


アレクサンダー・ボロディンの音楽
古いロシアのエポス「イゴールの襲撃の物語」に基づいた作曲家による小冊子


Yevgeny Sokovnin(1954)による制作
セットデザイナー:ニーナ・ティホノバ、ニコライ・メルニコフ(1954)
ミシェル・フォカインによるポロフシアン・ダンスの振付(1909)


音楽監督:ヴァレリー・ゲルギエフ
新バージョンのディレクター:アーキン・ガビトフ
新バージョンのデザイナー:Vyacheslav Okunev
照明デザイナー:ウラジミール・ルカセビッチ
主なコーラスマスター:アンドレイ・ペトレンコ
音楽準備:イリーナ・ソボレワ

フォトギャラリー

マリインスキー劇場

マリインスキー劇場 (Маpиинский театp) は、ロシアのサンクトペテルブルクにあるオペラとバレエ専用の劇場。ソビエト連邦時代(1924年 - 1991年)はキーロフ劇場と呼ばれていた。

 

ロシア帝国の首都サンクトペテルブルクに建てられた皇室の劇場で、帝国を代表するオペラ、バレエの中心施設であった。

クラシック・バレエの名作「眠れる森の美女」「くるみ割り人形」「白鳥の湖」は、ここで初演された。マリインスキー・バレエ、マリインスキー・オペラ、マリインスキー劇場管弦楽団が、ここを活動の本拠地としている。建造物は、サンクトペテルブルク歴史地区と関連建造物群の一部としてユネスコの世界遺産に登録されている。

 

都市の名称も変わったことから、多様な翻訳名や記述が存在する。(例:ペトログラードの帝室劇場等)

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